殺人現場に残された「怒」の血文字。

逃亡を続ける犯人はどこにいるのか。

犯人と思わせる4名の話が平行に進んでいて

誰が犯人なのか読む手が止まらなくなる。

テーマは信じること。何をもって真実とみなす

のかはとても難しいことだと考えさせられた。

吉田修一らしい 傑作です。