重松清は、私の好きな作家の一人だが、「とんび」と一緒に読んでほしい作品です。

タイトルどうりテーマは「かあちゃん」である。今の日本が忘れてしまっているまさに

母親の子供に対する「愛」を描いた作品でもあり、罪に対する償い方を問う作品でもある。

なかなか真似ができる生き方ではないがゆえにその愚直な生きざまに心が震えるのである。

母親への感謝とともに罪深い自分への戒めとなった素晴らしい作品です。

涙腺がとまらないけど、心温まる作品でした。