葉室作品の中で一番好きな作品。

幼なじみで同じ剣術道場で切磋琢磨した

源五と将監は、ある事件から別々の道を行き

絶縁状態となっていたが、再び2人の運命が

一つとなっていく。二人は、藩の命運をそして

自らの命を懸け風越峠を目指す。最後は感動の

結末。男の友情、蕗の健気さ、なんども読みたく

なる作品。