東野作品を代表する不朽の名作。

殺人犯の兄を持つ弟は、人生の節目節目で

殺人犯の弟という現実と向き合いつつ苛酷

な人生を生きていく。兄は月一回弟に手紙を

送るつづける。兄の罪はどうしたら償うこと

ができるのだろうか。加害者家族に救いはある

のかと考えさせられる。最後は彼なりの幸せ

をつかみ涙が止まらない。 ぜひご一読を