楊家将の続編。石幻果(四郎)の葛藤が描かれる。

運命にもてあそばれる男たちの哀しみが交差する

結末は目が離せない。

吹毛剣はそして、楊志、楊令に受け継がれていく。

楊家将の時も触れたが、水滸伝の前にぜひ読んで

欲しい。北方謙三は、漢を描かせたら右に出る

ものがいない至高の作家だろう。