写真家希望の大学生慎吾と彼女の夏美が偶然や山里

で「たけ屋」を訪れる。そこで暮らすヤスばあさん

と地蔵さんの優しさに触れ、ひと夏を離れで

暮らすことになる。大自然での川遊びや蛍、トンボ

などの情景は、子供の頃の夏休みを思い出し、

ほのぼのする。親子の絆がテーマの作品で、

地蔵さんの名前の話やこどもへの想いに触れ、

涙が止まらない。この本に出会えたことに

「ありがとう」といいたい。